- ■痛み、治療中の音、治療時間が気になってしまう方。
- ■狭心症などの全身状態が気がかりな方。
- ■お口の中を触られると吐き気がしてしまう方。
- ■子供が待合室や診察室で泣くので他の患者さんに迷惑をかけそう
- ■子供が怖がって歯科の受診をしたがらないので困っている
- ■子供連れだけど子供を託ってもらえる人がいなくて自分の治療ができない
歯科医院は怖いところでは
ありません
歯科恐怖症の患者様は、以前通われた医院様で痛い思いをされたり、治療してもなかなか治らなかったりと、過去に嫌な経験をされています。
とくにそのようなことを幼少期に経験されている方は、大人になっても歯科全般の治療に恐怖心を抱きがちになります。
当クリニックでは、歯科恐怖症の患者様がいらっしゃったとき、レントゲン撮影などはさせていただきますが、すぐに治療に入るわけではありません。
たとえ抜歯の必要がある悪い歯があっても、患者様はその歯をどうするという以前に治療自体に恐怖心をおもちなのです。
大切なことは、何回かお話をさせていただき、患者様ご自身が「どうなりたいのか」「どのように治していきたいのか」という方向性を見出すための時間をとることです。
歯科恐怖症の方のための
取り組み
笑気吸入鎮静法を使った治療
笑気吸入鎮静法とは?
鼻から吸入することでリラックスすると共に、
眠ったり意識を消失することなく
痛みを感じずに治療を受けられる麻酔方法のことです。
笑気吸入鎮静法の特徴
- ・吸入するとゆったりとリラックスした気分になり、
痛みを感じにくくなります。 - ・吸入を中止すると直ちに排泄され、
体内で分解をされないので肝臓に負担をかけません。 - ・呼吸器や循環器にほとんど影響を与えません。
静脈内沈静法を使った治療
静脈内沈静法とは?
腕の静脈へ点滴で鎮静剤を注入する方法です。
意識はありますが、不安や緊張が和らいで痛みを感じにくくなります。
静脈内沈静法の特徴
- ・リラックスして治療を受けることができます。
- ・緊張が強い方も、血圧や脈拍が安定し、
安楽な状態で治療を受けられます。
血圧や呼吸を監視しながら処置しますので、
持病をお持ちの方でも安心です。 - ・治療の時間を実際より短く感じられます。
- ・お口の奥に器具が入る時の吐き気を抑えられます。